【写真:Getty Images】
スイス・スーパーリーグ(スイス1部リーグ)第12節、FCシオン対グラスホッパーが現地時間10月31日に行われた。この試合では、今季より欧州に活躍の場を求めた日本代表MF川辺駿が嬉しい移籍後初ゴールを叩き込んでいる。
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リーグ戦2試合未勝利中だったグラスホッパーは3-4-1-2を採用。試合は立ち上がりから主導権を探り合う展開となり、お互いにチャンスを作りながらも30分までスコアレスの状態となっていた。
そんな中迎えた32分、グラスホッパーが試合を動かす。主役はダブルボランチの一角として先発した川辺だった。
右サイドをドミニク・シュミットが突破すると、中央へクロス。これをボックス内へ全力で飛び込んできた川辺が相手DFディミトリ・カヴァレに競り勝って頭でゴールネットを揺らしている。背番号40は喜びを爆発させた。
サイドバックであるカヴァレの身長は184cm。川辺より6cmも大きいのだが、日本人MFはしっかりと身体を前に入れたことで相手を無力化している。全力でボックス内に飛び込み最後はヘディング。まさにパワフルな一撃だった。
川辺のゴールで先制したグラスホッパーはその後、前半終了間際にも1点を追加。後半開始早々に失点するが、78分に川辺のパスを受けたジブディル・ディアニが豪快にミドルシュートを叩き込み、3-1で勝利を収めた。なお、データサイト『Sofa Score』によって、フル出場の日本代表MFには「7.0」というレーティングが与えられている。
欧州初ゴールが意外にもヘディング弾となった川辺。果たして、ここからさらにギアを上げていけるのか。引き続き注目だ。