【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ第13節、ズルテ・ワレヘム対ヘンクが現地時間10月31日に行われ、2-6でヘンクが勝利した。日本代表MF伊東純也は、大量得点の口火を切る技ありのゴールを決めている。
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立ち上がり、自陣左サイドでボールを奪ったジョセフ・ペイントシルがアタッキングサードまでボールを運び、右サイドにパスを送る。これを受けた伊東は右足を振り抜くも、GKにセーブされてしまった。
しかし、そこから10分後、GKを起点に再び決定機が生まれる。伊東は自陣まで降りてGKのパスを受けて味方に落とす。これがつながり、スルーパスに反応したダニエル・ムニョスが右サイドを抜けると、アタッキングサードに走りこんできた伊東が再びパスを受ける。背番号7はダイレクトでこのボールを右足で合わせる。アウト気味に当たったボールはゴール右隅へと決まり、ヘンクは先制に成功した。
英語実況が「ラブリーゴール」と叫んだ伊東のゴールは、華麗なパスワークから生まれた。ウイングの伊東はビルドアップの過程で中盤の中央まで降りてパスを引き出し、右サイドバックのオーバーラップを引き出した。そして、自慢の快足を活かして前線に加わる。最後は魔法のような難易度の高いシュートで、貴重な先制点を奪っている。
前半終了間際には、味方のパスカットを拾って右サイドからクロスを入れる。ニアでこれを受けたクリスチャン・トルストベットがゴールを決めて2-0。さらに47分には鋭いクロスからポール・オヌアチュのヘディング弾をアシストしている。
ヘンクは後半に2失点を喫したが、さらに3点を追加して大勝を収めた。伊東は1得点2アシストという数字を残し、存在感を放っていた。