【写真:Getty Images】
ちょうど15年前の今日、ミランのエースとして活躍していたブラジル代表MFカカーがチームワークと個人技の融合による素晴らしいゴールを記録した。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッターアカウントで紹介されている。
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2003年に21歳でサンパウロからミランへ移籍したカカーは1年目から主力として活躍し、セリエA優勝に大きく貢献。2年目にはCL決勝進出も果たしたが、“イスタンブールの悲劇”でリバプールに歴史的敗戦を喫して準優勝に終わった。
2005/06シーズンも準決勝敗退でCL優勝を逃したミランだが、翌2006/07シーズンにも欧州の頂点を目指して挑戦を続けていく。その中心にいたのはカカーだ。
2006年11月1日に行われたグループステージ第4節のアンデルレヒト戦では、ハットトリックを達成する圧巻のパフォーマンスでミランを快勝に導いた。特にその3点目は、クラレンス・セードルフ、アルベルト・ジラルディーノとの2つのワンツーにより敵陣内を突破し、最後は中央へ切り込むドリブルから右足で強烈なシュートを突き刺す見事な得点だった。
最終的にこのシーズンのカカーはCLで10ゴールを挙げて得点王に輝き、ミランをCL制覇へと導く。2007年のバロンドールも受賞し、選手として絶頂期を迎えることになった。