【写真:Getty Images】
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、日本代表DF冨安健洋を含めた現在のディフェンス陣を称賛し、今後数年以上にわたって不動のメンバーになる可能性があるという期待も示した。英紙『ガーディアン』など複数メディアが同監督のコメントを伝えている。
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今季プレミアリーグ開幕から3連敗で最下位転落という最悪のスタートを切ったアーセナルだが、そこから6試合で4勝2分けと無敗。劇的なV字回復へとチームの流れが変わったタイミングは、ちょうど現在のディフェンス陣のメンバーが固まった時期と一致している。
左SBのキーラン・ティアニーは開幕から全試合に先発しているが、冨安は夏の移籍市場最終日に加入したあと第4節ノリッジ・シティ戦に先発してデビューを飾り、CBガブリエウも同じくノリッジ戦で今季初出場。CBベン・ホワイトも第2節、第3節を欠場したあとノリッジ戦で先発に復帰した。その後は4人が不動の4バックを形成している。
1980年代末から90年代前半にかけてのアーセナルでは、トニー・アダムス、ナイジェル・ウィンターバーン、リー・ディクソン、マーティン・キーオンの4バックが「フェイマス4」と呼ばれ、不動の守備陣として一時代を築いた。現在のメンバーを伝説的な4バックと比較する声に対して、アルテタ監督は「そうなるポテンシャルはある」と期待を口にしている。
「彼らは個人それぞれの能力も高いし、お互いの能力を補い合うこともできる」とアルテタ監督。今後5、6年間にわたって4人が一緒にプレーしていく可能性もあるかとの質問に対し、「クラブがうまくマネジメントできて、彼らにもその意志があれば、本当に明るい未来が待っているだろう」と返答している。
4人はティアニーとホワイトが24歳、ガブリエウが23歳、冨安が22歳といずれも20代前半。新加入でレギュラーに定着した23歳のGKアーロン・ラムズデールも含めて、アーセナルが新時代を築いていく上での礎となることができるかもしれない。
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