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名古屋グランパスが悲願の初優勝。前田直輝&稲垣祥ゴールでセレッソ大阪に完封勝利【ルヴァン杯決勝】

text by 編集部 photo by Getty Images

名古屋グランパス
【写真:Getty Images】



【名古屋グランパス 2-0 セレッソ大阪 ルヴァンカップ決勝】

 JリーグYBCルヴァンカップ決勝の名古屋グランパス対セレッソ大阪戦が30日に行われ、2-0の勝利を収めた名古屋が優勝を飾った。

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 名古屋は第1回大会から参加しながらも29年目にして初の決勝進出であり、悲願の初優勝を狙う。一方のC大阪は2017年の初優勝以来4年ぶりの決勝進出を果たした。

 両チームはわずか3日前に天皇杯準々決勝で前哨戦を戦っており、C大阪が3-0の勝利を収めていた。両チームともにその前回対戦からメンバーを入れ替え、トロフィー獲得の懸かる一発勝負に挑む。

 序盤は名古屋が押し込み、エリアを横切る鋭いクロスや柿谷曜一朗のオーバーヘッド弾などでゴールを脅かすが先制点には繋がらない。押し返したC大阪も名古屋の堅守を破るには至らず、両チーム無得点で前半終了を迎えた。

 そして後半立ち上がりからわずか1分あまり、先にスコアを動かしたのは名古屋。左CKから相馬勇紀の上げたクロスにニアの柿谷がわずかに触り、ファーサイドから飛び込んだ前田直輝が頭で押し込んだ。

 反撃に転じたC大阪の攻勢をしのいだ名古屋は、79分にカウンターから大きな追加点。交代出場のシュヴィルツォクがエリア左に抜け出し放ったシュートはGKキム・ジンヒョンにストップされたが、こぼれ球をフォローした稲垣祥が叩きつけるボレーでネットを揺らした。

 そのまま2-0で試合を終えた名古屋はクラブ史上初のJリーグカップ優勝。2010年J1優勝と翌年の富士ゼロックススーパーカップ以来、約11年ぶりとなるタイトルを手に入れた。

【得点者】
47分 1-0 前田直輝(名古屋)
79分 2-0 稲垣祥(名古屋)

【了】

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