【写真:Getty Images】
今季パリ・サンジェルマン(PSG)に加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、リーグアンでの苦戦が続いている。またしても初ゴールはお預けとなり、さらに負傷の影響による交代を余儀なくされてしまった。
PSGは現地時間29日に行われたリーグアン第12節の試合でリールと対戦。昨季王者に対してホームで2-1の逆転勝利を収めたが、先発で出場したメッシにゴールは生まれず、0-1のビハインドでハーフタイムを迎えたあと後半のピッチには現れなかった。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督は試合後に、メッシの交代が負傷の影響によるものだったと説明。「大事を取ってのことだった。ライプツィヒ戦には出場できることを期待したい」と、水曜日のチャンピオンズリーグ(CL)に出場できる可能性もある状態であることを示唆している。
負傷は重いものではなさそうだが、これでメッシはリーグアンデビューから5試合連続で無得点、リーグ開幕から出場5試合で無得点および第12節まで無得点というのは、バルセロナでシーズン途中にデビューした2004/05シーズンを除けば、翌2005/06シーズンに並ぶキャリアワーストタイの記録となってしまった。
また、メッシは今季リーグアンで325分間プレーしており、開幕から無得点で過ごした時間数はキャリアワースト記録を更新。2005/06シーズンにはリーガで6試合目の出場となった第13節ラシン・サンタンデール戦でシーズン初ゴールを挙げたが、それまでに要したプレー時間は299分間だった。
今季CLでは3試合で3得点を挙げているとはいえ、リーグアンでは不発が続いているメッシ。ここからバルセロナ時代のような量産体制に入ることができるのだろうか。
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