【写真:Getty Images】
ロナルド・クーマン監督を解任したバルセロナは、クラブのレジェンドであり現在カタールのアル・サッドを率いるシャビ・エルナンデス監督を後任として招へいする可能性が高いとも予想される。だがアル・サッドは同監督の退任を否定する声明を出し、引き抜きに応じない姿勢を示している。
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苦しい戦いが続いていたバルサは、ついにクーマン監督を解任したことを27日に発表。Bチーム監督を務めていたセルジ・バルフアン氏が暫定監督として指揮を執ることになったが、正式な新監督としてはシャビ氏の就任が確実とも予想される。
シャビ監督本人の悲願でもあるバルセロナ復帰に、アル・サッドは違約金を要求することなく応じる見通しであるとも、すでに合意に達したとも報じられていた。だがクラブが29日に公式アカウントで投稿したツイートは、シャビ監督の退任を強く否定するものだった。
「現在広まっている噂に関して、アル・サッドとしてはシャビ監督とクラブとの間には2年間の契約が残ってることを改めて明確にしたい。彼は今後の試合でチームの首位を守り、タイトルを防衛することに全面的に集中している」とアル・サッドは述べている。
またアル・サッド広報のアハメド・アル・アンサリ氏も、シャビ監督に関して「正式なオファーは届いておらず、両クラブ間で交渉は行われていない」と主張。契約下にある監督の引き抜きを希望するのであれば「交渉が必要」だと述べている。
30日のアラベス戦でセルジ暫定監督が指揮を執ったあと、来週にはシャビ新監督の就任が決定するという予想もあった。だが、それほどすんなりと決まることはないのかもしれない。
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