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呼ぶなら今!? 欧州でフリーの名監督5人。実績は十分、低迷するビッグクラブにオススメなのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

監督初挑戦で好成績! カリスマ性はピカイチ

1028-シェフチェンコ
【写真:Getty Images】



アンドリー・シェフチェンコ(ウクライナ)
生年月日:1976年9月29日(45歳)
過去に率いた主なクラブ:ウクライナ代表
獲得タイトル:なし

 ウクライナ代表をワールドカップ初出場に導いたアンドリー・シェフチェンコは、ACミランを代表するストライカーとしても活躍した。2004年にバロンドールを受賞したシェフチェンコは、現役引退後に政治家を目指すも、選挙で落選。プロゴルファーへの道に進むも、実績を残すことはできなかった。

 シェフチェンコが本格的にサッカー界へと戻ってきたのは、2016年。自身が4年前までプレーしていたウクライナ代表のコーチに就任。ミハイロ・フォメンコ監督の下でユーロ2016(欧州選手権)を戦ったが、チームは3戦全敗で敗退する。すると、解任されたフォメンコの後任として、監督経験のなかったシェフチェンコが大抜擢されている。

 ロシアワールドカップは欧州予選で3位という成績に終わったが、ユーロ予選ではポルトガル代表を破って首位で本選に進出。グループステージは1勝2敗で3位通過したウクライナ代表は、下馬評を覆す奮闘でスウェーデン代表を撃破してベスト8に進んだ。

 クラブレベルでの指導経験は未知数だが、そのカリスマ性は圧倒的と評価されている。大会後にウクライナ代表を退任したシェフチェンコは、現役時代を過ごしたイングランドで、オファーを待っているという。

【了】

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