【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、レアル・マドリードへの移籍などが噂されるフランス代表FWキリアン・ムバッペの退団に備えようとしているのかもしれない。“後継者”として19歳の新星をターゲットに定めたとも報じられている。
ドイツ『スカイ』が伝えたところによれば、PSGが獲得に関心を示しているのはレッドブル・ザルツブルクのドイツ代表FWカリム・アデイェミ。退団が見込まれるムバッペの穴を埋めるため、「全力で獲りにいくようだ」と見込まれている。
アデイェミは今季オーストリアリーグですでに10得点を挙げて得点ランキング首位に立ち、チャンピオンズリーグでも3試合で3得点を挙げるなど活躍。すでにドイツA代表デビューも飾り、初ゴールも記録している。
多くの有望選手をビッグリーグに輩出しているザルツブルクの新たなスター選手として、注目の視線を向けるクラブは多い。『スカイ』はアデイェミの獲得を希望する他のクラブとしてバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、アトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、インテル、リバプールの名前も挙げている。
ムバッペはPSGとの契約が満了する今季終了後にフリーでマドリーへ移籍することが濃厚と予想されるが、PSGは契約延長を試みている。代役を確保することができれば、ムバッペのマドリー移籍の可能性もさらに高まってくることになるかもしれない。
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