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U-22日本代表、カンボジアに4発大勝! パリ五輪世代の初陣飾る…FC東京内定の18歳逸材・松木玖生が躍動【AFC U23アジアカップ予選】

text by 編集部 photo by JFA

U-22日本代表
【写真提供:JFA】



【日本 4-0 カンボジア AFC U23アジアカップ予選】

 AFC U23アジアカップ予選が26日に開催され、U-22日本代表はU-22カンボジア代表に4-0で大勝した。

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 2024年のパリ五輪に向けた第一歩となる試合で、日本はGKに佐々木雅士、ディフェンスラインに右から山原怜音、チェイス・アンリ、角田涼太朗、加藤聖、中盤アンカーにキャプテンの松井蓮之、インサイドハーフに田中聡と松木玖生、3トップに右から甲田英將、細谷真大、佐藤恵允を先発起用。冨樫剛一監督はトレーニングキャンプから仕込んできた4-3-3の布陣を採用した。

 10分、日本はコーナーキックから先制に成功する。DF加藤聖が蹴った右コーナーキックに相手GK飛び出すも処理しきれず、流れたボールに松木がダイビングヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。

 序盤から日本が主導権を握り、ほぼハーフコートゲームのような展開で試合を進めていく。26分に田中がゴールポスト直撃のミドルシュートを放つと、28分には甲田からのパスを受けて右サイドからカットインした松木がGK強襲のシュートでゴールを脅かした。

 しかし、先制後はなかなか追加点を奪えない時間が続く。そんな中、前半終了間際の44分に甲田が試合を動かした。松井からのロングパスを右サイドで受けた甲田は、華麗な個人技で相手をかわし、ドリブルでゴール前に侵入。そのまま左足を振り抜いて、ゴール右隅を射抜いた。

 日本の2点リードで始まった後半の53分、今度はショートカウンターから3点目を奪った。佐藤が高い位置で相手からボールを奪い、すぐさま細谷へパスを渡す。背番号9のストライカーは自らペナルティエリア内左に持ち込み、1対1となったGKの脇を抜く冷静なフィニッシュでゴールを挙げた。

 73分には右サイドの深い位置でボールを奪い、細谷からのパスを受けた途中出場のMF中村仁郎がカットインから強烈な左足シュートを決めて4点差に。最後まで相手に主導権を渡さなかった日本は、パリ五輪世代の初陣を4発大勝で飾った。

【得点者】
10分 1-0 松木玖生(日本)
44分 2-0 甲田英將(日本)
53分 3-0 細谷真大(日本)
73分 4-0 中村仁郎(日本)

【了】

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