DF紹介
【写真:Getty Images】
ダニーロ(ユベントス/イタリア)
生年月日:1991年7月15日(30歳)
代表成績:42試合1得点6アシスト
安定感のある守備力を武器に、ダニーロはブラジル代表の右サイドバックを担う。ポルト、レアル・マドリード、マンチェスター・シティと、各国のビッグクラブを渡り歩いてきたキャリアは本物で、ユベントスでは毎シーズン指揮官が交代する中で、様々なポジションを経験した。
このポジションの最大のライバルは22歳のエメルソン・ロイヤルになる。22歳のエメルソンは今季からプレーするトッテナムで定位置を確保しているが、ブラジル代表での序列は30歳のダニーロが上となっている。
エデル・ミリトン(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:1998年1月18日(23歳)
代表成績:18試合1得点0アシスト
昨シーズン、エデル・ミリトンはレアル・マドリードで長期離脱したセルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランの穴を埋めるべく奮闘した。その活躍もあってブラジル代表での立ち位置も変わり、今夏のコパ・アメリカ(南米選手権)では3試合に先発。以降もマルキーニョスとともにセンターバックに入っている。
細かいミスも試合経験とともに減っており、鋭いタックルやスピードには自信を持っている。同胞のチアゴ・シウバはミリトンを「レアル・マドリードの柱になると確信している」と評している。37歳のチアゴ・シウバもいまだ現役のブラジル代表だが、ミリトンが今後のチームを担っていくことになるだろう。
マルキーニョス(パリ・サンジェルマン/フランス)
生年月日:1994年5月14日(27歳)
代表成績:62試合4得点2アシスト
マルキーニョスは10代の頃から国内で注目を集める存在で、19歳のときに代表デビューを果たしている。ブラジル代表の中では古参の1人で、2016年のチッチ監督就任以降の最終ラインを支え続けてきた。年齢的にもキャリアのピークを迎え、所属するパリ・サンジェルマンではチアゴ・シウバから受け継いだキャプテンマークを昨季から巻いている。
攻守においてハイスペックで、守備、攻撃、身体能力など、あらゆる能力に秀でている。パスの精度の高さや対人守備能力を活かして守備的MFを務めることもできるが、ブラジル代表では不動のセンターバックとして守備陣を統率する。
アレックス・サンドロ(ユベントス/イタリア)
生年月日:1991年1月26日(30歳)
代表成績:33試合2得点0アシスト
ユベントス在籍6年目のアレックス・サンドロは、ブラジル代表の左サイドバックを担っている。スピードと強さを兼ね備えたサンドロは、セリエAで守備に磨きをかけた。フェリペ・ルイスやマルセロがいたため代表での出場はそれほど多くないが、クラブで築き上げてきたキャリアは素晴らしい。キャリアの円熟期を迎え、代表とクラブにおいて欠かせない存在となっている。
ブラジル代表の左サイドバックは激戦区で、サンドロの実績をもってしても安泰ではない。東京五輪の優勝メンバーとなった24歳のギリェルメ・アラーナは10月のベネズエラ代表戦でデビュー。レナン・ロディやアレックス・テレスといったタレントも控えている。