【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に加入したリオネル・メッシの苦戦が続いている。自身のキャリアの中でも、デビュー直後を除けば最悪の成績でシーズン序盤戦を過ごしてしまった。
PSGは現地時間24日に行われたリーグアン第11節の試合でオリンピック・マルセイユと対戦。メッシとネイマール、キリアン・ムバッペの強力3トップを先発に揃えながらもゴールを奪えず、フランス伝統のナショナルダービーはスコアレスドローに終わった。
チャンピオンズリーグ(CL)ではPSG加入以来3試合の出場で3得点を挙げているメッシだが、リーグアンでは4試合(先発3回、交代出場1回)に出場していまだ無得点。シーズン開幕から4試合を終えてノーゴールというのは、デビュー当初を除けばメッシにとって経験のない事態だ。
メッシは17歳でバルセロナのトップチームにデビューした2004/05シーズンには出場7試合目で、翌2005/06シーズンには6試合目でリーガ初ゴールを記録。このキャリア初期の2シーズンを除けば、その後は15シーズン連続で遅くとも3試合目の出場までにリーグ戦初ゴールを記録していた。
2004/05シーズンには交代出場のみ7試合、2005/06シーズンには3回目の先発出場で初ゴールを挙げていたため、リーグ戦3試合に先発してゴールがないのは今季がキャリア初。慣れない舞台での初挑戦は苦難のスタートとなったが、ここから本来の力を発揮していくことができるだろうか。
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