【写真:Getty Images】
先週末のオランダ・エールディビジで、非常に難易度の高いキックによるスーパーゴールが飛び出した。今季の年間ベストゴールに推薦する声も上がっている。
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驚きのゴールを決めたのは、フローニンゲンに所属する21歳のベルギー人FWシリル・エンゴニエ。現地時間24日に行われたエールディビジ第10節、AZ戦で前半20分に記録した先制ゴールだ。
敵陣内左サイドでボールを受けたMFモハメド・エル・ハンクリは日本代表DF菅原由勢と対峙する形となり、縦への突破ではなく内側へ向かいクロスを上げることを選択。エリア中央へのボールは、ゴール前へ走り込んでいたエンゴニエの手前側へ落ちるコースとなった。
ここでエンゴニエはゴールに背を向けてボールを収めるのではなく、左足を背中側から振り上げて大胆にもそのままシュートを狙いにいく。いわゆる“スコーピオン”の体勢から放たれたボールに意表を突かれたGKは反応が遅れ、ゴールを許す結果となった。
このスーパーゴールには、世界年間ベストゴールの「プスカシュ賞」を主催する国際サッカー連盟(FIFA)も反応。オランダ『ESPN』の投稿したツイッター動画に公式アカウントで返信して「素晴らしいスキル」とエンゴニエを称えている。