FW紹介
【写真:Getty Images】
リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)
生年月日:1987年6月24日(34歳)
アルゼンチン代表成績:156試合80得点51アシスト
もはや説明不要のスーパースターである。アルゼンチン代表デビューは今から16年前の2005年、当時わずか18歳であり、そこから長くエースとして同チームを支え続けてきた。通算156試合は他の並み居るレジェンドたちを抑え堂々の歴代1位となる記録で、通算80得点ももちろんアルゼンチン史上ナンバーワンの成績。ここから先、この偉大すぎる数字を超えられることはないだろう。
これまで数々の栄光を手にしてきたが、唯一アルゼンチン代表ではタイトルを獲ることができていなかった。しかし、今夏に行われたコパ・アメリカ2021で圧倒的な活躍を披露して母国を見事優勝へと導き、「代表での無冠」に終止符を打つことに成功。決勝後にはチームメイトと共に喜びを爆発させていた。そんな“10番”の次なる目標は、来年のカタールワールドカップ制覇になるだろう。
ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)
生年月日:1997年8月22日(24歳)
アルゼンチン代表成績:33試合17得点5アシスト
アルゼンチン代表のこれからを担っていくであろう存在だ。南米出身選手らしい高い技術力に裏へ抜け出すスピードを持ち、身長174cmと上背はないながら身体の使い方が上手くボールもよく収まるなど、実に万能。特筆すべきはストライカーとしてのエゴの強さであり、時に味方を不満にさせることも少なからずあるが、ゴールへの意欲を常に高く持つことで相手DFに恐怖心を与えている。
ロシアワールドカップ出場はならなかったが、大会終了後にリオネル・スカローニ監督の元でレギュラーとしての地位を築いた。とくに今年は絶好調で、夏のコパ・アメリカ2021ではリオネル・メッシに次いで多い3得点、9月と10月に行われたFIFAワールドカップカタール2022・南米予選では4試合で3得点2アシストを記録した。今後も母国のために決定的な仕事を果たしてくれるはずだ。