52位:次代を担う日本代表FW
【写真:Getty Images】
FW:オナイウ阿道(日本代表/トゥールーズ)
生年月日:1995年11月8日(25歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/4得点5アシスト(横浜F・マリノス)
ナイジェリアの父と日本人の母の間に生まれたオナイウ阿道は、高校卒業後にジェフユナイテッド千葉に加入。2年目にはスタメンに定着したが、2016年にはU-23日本代表に選出させ、AFC U-23選手権2016を優勝した。リオデジャネイロ五輪出場権獲得に貢献したが、本大会メンバーからは落選。バッグアップメンバーとしてチームに帯同した。
大会後、ジェフユナイテッド千葉に復帰したオナイウ阿道は、クラブでも出場機会が減少。しかし、得点は前シーズンの倍の6点を記録した。その後は浦和レッズ、横浜F・マリノスに移籍。今季リーグ戦20試合12得点と覚醒したこのFWは、7月にフランスのトゥールーズに移籍を果たした。
初の欧州挑戦ながら、オナイウ阿道はリーグ・ドゥ(2部相当)で鮮烈なデビューを飾っている。第5節からリーグ戦4試合連続ゴール。4試合5得点の活躍を見せ、現地ファンを驚かせた。現在の市場価値は、120万ユーロ(約1.4億円)となっているが、その活躍から価格が上昇することは間違いない。好調を維持し、さらに活躍できれば、さらなるステップアップも見えてくるだろう。今後の欧州トップクラブへのステップアップ、日本を代表するストライカーへの成長を期待したい。