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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング51~55位。価格上昇まちがいなし! Jリーグを無双する超新星とは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

53位:才能が開花したチャンスメーカー

1022-森島
【写真:Getty Images】



MF:森島司(日本/サンフレッチェ広島)
生年月日:1997年4月25日(24歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
20/21リーグ戦成績:34試合出場/5得点2アシスト

 名古屋グランパスの下部組織出身の森島司は、ユースには昇格せず、高校進学を選択。世代別代表にも選出された森島は、卒業後にサンフレッチェ広島に加入した。しかし、加入後はトップ下を主戦場とするも、サイドやボランチでプレー。慣れないポジションで結果も出せず、2018シーズンにはリーグ戦出場1試合のみと出場機会が減少した。

 だが、城福浩が監督に就任すると状況が好転する。城福監督の下、本来のポジションを任されると才能が開花した。DF間でボールを受け、狭いスペースでも華麗なテクニックと素早い状況判断で打開できるこのMFは、Jリーグ屈指のチャンスメーカーに成長。市場価値も一気に85万ユーロ(約1億円)上昇した。

 今季からは10番を背負い、プレースキッカーを任されるなど、サンフレッチェ広島の中心選手としてチームを牽引している。一度は下落した市場価値も、自己最高の120万ユーロ(約1.4億円)に戻っている。だが、ここで止まる選手ではない。24歳とまだ若い森島の活躍はまだまだこれからだ。市場価値はここからさらに上昇していくだろう。

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