100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は9月28日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
55位:以前の輝きはどこへ…
【写真:Getty Images】
FW:興梠慎三(元日本代表/浦和レッズ)
生年月日:1986年7月31日(35歳)
市場価格:110万ユーロ(約1.3億円)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/10得点0アシスト
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Jリーグ屈指のストライカーと言えばこの男は外せないだろう。高校卒業後、鹿島アントラーズに加入した興梠慎三は、持ち前の高い決定力を武器にすぐに主力に定着した。オズワルド・オリヴェイラ監督の下で史上初のJリーグ3連覇に貢献。2009シーズンには自身初の2桁得点を決めるなど、目覚ましい活躍を続けたこのFWの市場価値は、一気に上昇していった。
しかし、その後はパフォーマンスに波もあり、徐々に価格は下落したが、2013年に浦和レッズに移籍すると再び輝きを取り戻した。16/17シーズンには、同クラブ2度目のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。Jリーグでも7シーズン連続で2桁得点を記録した興梠は、2019年に自己最高となる200万ユーロ(約2.4億円)を記録した。
だが、昨季は新型コロナウイルスなどの影響により下落。今季はリーグ戦16試合1得点とパフォーマンスを落としたことで、市場価値は110万ユーロ(約1.3億円)まで急降下している。今年で35歳とすでにキャリア終盤を迎えているが、再び輝きを取り戻すことは出来るだろうか。