【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラ第10節、バレンシア対マジョルカが現地時間23日に行われ、2-2の引き分けに終わった。久保建英をけがで欠くマジョルカは前半に2点を先行したが、先制点をアシストしたイ・ガンインが退場処分となり10人に。韓国代表FWが良くも悪くも目立ってしまった試合となった。
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この試合に先発したイ・ガンインは、31分に警告を受けている。パスを受けてボールキープを試みたが、ホセ・ルイス・ガヤの顔にイ・ガンインの腕が当たってしまった。
マジョルカはその直後に敵陣でボールを奪取し、イ・ガンインが右サイドの深い位置にボールを運ぶ。タッチライン際をゴールに向かって進むと、グラウンダーの折り返しをアンヘル・ロドリゲスがゴールに押し込んだ。
マジョルカは38分にも右サイドを攻略。最後はバレンシアのオウンゴールとなり、マジョルカはリードを広げた。
試合の行方を左右するプレーが起きたのは54分。イ・ガンインのトラップが大きくなり、ダニエル・ヴァスが詰める。韓国代表MFも慌てて寄せるが、遅れて出した足がヴァスの膝付近に当たってしまった。
2枚目のイエローカードが提示されると分かったイ・ガンインは、ショックのあまり顔をおさえてピッチに倒れ込んだ。主審は2枚目のイエローカードとレッドカードを掲げ、イ・ガンインは退場に。1人少なくなったマジョルカは90分まで無失点で耐え抜いたが、後半アディショナルタイムに2失点を喫して追いつかれている。
イ・ガンインは先制点をアシストする活躍を見せたが、2枚の警告によりマジョルカはアディショナルタイムを含めた40分以上を10人で戦わなければならなくなった。韓国代表MFにとっては、まさに天国から地獄へと落ちた試合となった。