【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第33節の試合が23日に各地で行われている。14時キックオフのカードとしては3試合が行われた。
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3位浮上に望みを繋ぎたい鹿島アントラーズはアウェイでFC東京と対戦。前半アディショナルタイムにはFKからディエゴ・ピトゥカの上げたボールにアルトゥール・カイキが合わせ、高い打点からのヘディング弾で先制点を奪う。
さらに65分、カウンターから土居聖真の低いクロスを受けた上田綺世がシュートを放ち、DFにブロックされたボールをもう一度シュート。上田の3試合連続となるゴールで鹿島がリードを広げる。FC東京は渡邊凌磨のゴールで1点を返したが追いつくには至らず3連敗となった。
徳島ヴォルティスと大分トリニータの対戦はJ1残留に向けた重要な直接対決。残留ラインを挟んで16位と18位に位置する両チームの対戦は、終盤戦の情勢を大きく左右する可能性がある注目カードだった。
前半から徳島が優勢に試合を進めながらもゴールを奪えなかったが、70分にはついにこじ開ける。CKに合わせたカカのヘディングがGKにセーブされたあと、こぼれ球から宮代大聖が強烈なシュートを突き刺した。
だが大分も粘りを見せ、80分には長沢駿のシュートが弾かれたところを町田也真人が蹴り込んで1-1の同点。そのままドローに終わってお互い勝ち点1を加え、依然として混戦は変わっていない。
4試合白星がなく最下位に沈むベガルタ仙台はホームでサンフレッチェ広島と対戦。これ以上勝ち点を落とすことは許されない状況で意地を見せ、前半10分の関口訓充のゴールにより先制点を奪う。
後半アディショナルタイムには氣田亮真が決定的な2点目を加え、仙台が2-0で5試合ぶりの勝利。残り5試合での逆転残留に希望を繋ぐ勝ち点3を獲得している。
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