【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグE第3節、ベンフィカ対バイエルン・ミュンヘンが現地時間20日に行われた。この試合では、芸術的なゴールが誕生している。
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グループ2試合を終え勝ち点6、得点8、失点0と圧巻の強さを見せつけてきたバイエルンは、この日も立ち上がりからチャンスを作った。しかし、GKオディッセアス・ヴラホディモスのファインセーブなどもありなかなか点を奪えない。前半終了間際にはロベルト・レバンドフスキがゴールネットを揺らしたかに思えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)レビューの結果、ハンドがあったとして取り消しに。結局スコアレスのまま後半へ向かうことになった。
後半もバイエルンはチャンスを作り、52分にはトーマス・ミュラーがゴールをこじ開けた。しかし、またもVARレビューの結果、この点は取り消しに。ドイツ王者はモヤモヤしたまま、時計の針を70分まで進めていた。
そんなチームを救ったのが、ドイツ代表FWレロイ・ザネだった。
ペナルティーエリア手前でフリーキックのチャンスを得ると、ザネは左足を一振り。壁を超えたボールはヴラホディモスの手に触れることなく、ゴールネットへと吸い込まれている。まさに芸術的なFKだった。
この1点で完全に勢いをつけたバイエルンはその後さらに3点を追加。貴重な先制点をマークしたザネも結果的に2得点1アシストと大活躍だった。
ベンフィカを4-0で下したバイエルンはこれでグループ無傷の3連勝。次節ベンフィカとのリターンマッチに勝利し、バルセロナが引き分け以下に終われば早くも首位での決勝トーナメント行きが確定する。