FW紹介
【写真:Getty Images】
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド)
生年月日:1991年6月28日(30歳)
ベルギー代表戦績:86試合22得点43アシスト
ベルギー代表に欠かせない絶対的なプレーメーカーだ。育成の名門、ゲンクの下部組織出身でチェルシーを経て加入したヴォルフスブルクで本格的に才能が開花した。現在所属するマンチェスター・シティでは、2019/20シーズンにティエリ・アンリ以来となるプレミアリーグ20アシストを記録。近年は負傷離脱を繰り返しているが、抜群のクオリティの持ち主である。
19歳でベルギー代表デビュー。12年からレギュラーに定着しており、強烈なミドルシュートで自らゴールネットを揺らすだけでなく、代表史上最多得点記録を更新し続けているロメル・ルカクのゴールを何度もお膳立てしている。ワールドカップやユーロ(欧州選手権)といった国際大会では必ず結果を残しており、各大会で3ゴール以上に絡んでいる
エデン・アザール(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:1991年1月7日(30歳)
ベルギー代表通算成績:115試合33得点35アシスト
現ベルギー代表の主将だ。リールでは2年連続でリーグ・アン年間最優秀選手賞を獲得し、チェルシーでもプレミアリーグ年間最優秀選手賞を獲得した。しかし、19年夏に加入したレアル・マドリードでは、度重なる負傷やコンディション不良もあり、未だに本領を発揮出来ていない。
17歳でデビューを飾ったベルギー代表では、10代のうちに主力に定着。16年にヴァンサン・コンパニから引き継ぐ形で主将に就任した。ユーロ2020(欧州選手権)では、開幕から4試合連続で出場したが、大会途中にハムストリングの負傷で離脱を余儀なくされた。代表通算33ゴールはロメル・ルカクに次ぐ歴代2位の得点記録だ。
ロメル・ルカク(チェルシー/イングランド)
生年月日:1993年5月13日(28歳)
ベルギー代表通算成績:101試合68得点15アシスト
ベルギー代表の絶対的なストライカーだ。アンデルレヒトに所属していた2009/10シーズン、当時16歳でベルギーリーグの得点王を獲得し、大きな注目を集めた。11年夏に自身の心のクラブであるチェルシーに加入したが、出場機会を得ることが出来ず、エバートン、マンチェスター・ユナイテッド、インテルなどを経て、21年夏にチェルシーに復帰した。
ベルギーリーグ得点王を獲得した2009/10シーズン中に、16歳の若さでベルギー代表デビューを飾った。一時はクリスティアン・ベンテケに先発の座を譲る時期もあったが、ロベルト・マルティネスが監督に就任して以降は、50試合で51ゴールと絶対的なエースに定着している。