2002年の日韓ワールドカップ以降、5大会連続で国際メジャー大会出場を逃していたベルギー代表。だが、2010年代に突入するとエデン・アザールやロメル・ルカク、ケビン・デ・ブライネといったワールドクラスの選手が続々と登場し、2018年以降はFIFAランキング1位の座を守り続けている。今が正に黄金期であるベルギー代表だが、国際大会のタイトル獲得には至っていない。高齢化が進むCB陣を初め、アザールやデ・ブライネといった選手も30代に突入しており、黄金世代は今が最盛期と言えるだろう。今回は、そんなベルギー代表の現在の主力メンバーをポジションごとに紹介していく(代表成績は2021年10月10日のイタリア代表戦終了時のもの)。
【写真:Getty Images】
ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:1992年5月11日(29歳)
ベルギー代表戦績:93試合/71失点
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長い手足を駆使してファインセーブを連発する世界を代表するGKだ。育成の名門ゲンクでプロデビューを飾って以降、チェルシー、アトレティコ・マドリード、レアル・マドリードと世界的なビッグクラブを渡り歩いている。19歳でベルギー代表デビューを飾ると、4つ上のシモン・ミニョレからポジションを奪取。以降、ベルギー代表の正GKに定着している。
18年のロシアワールドカップでは、グループステージから全7試合に出場。大会を通じて高いパフォーマンスを披露し、大会最優秀GK賞を獲得した。また、29歳ながら既に代表キャップ数は90試合を超えており、ベルギー人GKが誰も成し遂げたことのない代表通算100試合出場が達成間近となっている。