【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節、チェルシー対マルメが現地時間20日に行われ、4-0でチェルシーが勝利している。中盤の底でプレーするジョルジーニョは、自身の最も得意とするゴールをこの試合で2度決めている。
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9分にアンドレアス・クリステンセンのゴールで先制したチェルシーは、18分のファウルでPKを獲得する。これをジョルジーニョが決めて2-0に。48分にはカイ・ハフェルツのゴールでリードを3点に広げると、57分には再びジョルジーニョがPKを決めて4-0とした。ジョルジーニョは2度とも、相手GKが跳んだ逆のコースへ蹴りこんだ。クラブ公式サイトによると、ジョルジーニョがチェルシーで1試合2本のPKを成功させたのはこれが3度目で、クラブ史上初めての快挙だった。
ジョルジーニョにとってPKは代名詞ともいえるもので、昨季のプレミアリーグで決めた7得点はいずれもPKによるものだった。しかし、「弘法にも筆の誤り」で、イタリア代表ではPKの失敗が続いた。今夏のユーロ2020(欧州選手権)決勝のイングランド代表戦のPK戦、9月のワールドカップ欧州予選のスイス代表戦と2回連続で失敗している。
「GKたちが僕のことを研究しているのだと思う。だから、僕も同じように研究するつもりだ。次はどうやって蹴ろうと、すでに考えている」
ジョルジーニョはイタリア国営放送のインタビューに応じ、PK失敗についてこう振り返っていた。結果として、CLでは2度のチャンスをともに成功。職人としての名誉を見事に挽回して見せたのだった。