100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は9月28日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
45位:2度の海外移籍が失敗に…
【写真:Getty Images】
FW:宇佐美貴史(日本代表/ガンバ大阪)
生年月日:1992年5月6日(29歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
2020リーグ戦成績:30試合6得点5アシスト
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幼い頃から「天才」として注目を浴びていた宇佐美貴史は、2009年に高校2年次ながらガンバ大阪のトップチームに昇格。そのわずか2年後にはドイツの強豪バイエルン・ミュンヘン移籍を掴み取るなど、驚異的なステップアップを遂げていた。しかし、世界各国のスターが集まるバイエルンでは出場機会を得られず。2012年より所属したホッフェンハイムでもプレータイムは限られてしまった。
2013年から2016年までは再びG大阪でプレー。ここでは国内三冠の立役者となるなど大活躍を果たし、その市場価値はキャリア最高となる250万ユーロ(約3億円)に到達していた。しかし、その後再びドイツへ活躍の場を移すも、これが失敗。アウクスブルク、デュッセルドルフでそれぞれインパクトを残すことができず、評価を一気に落とすことになっている。
2019年に2度目のG大阪復帰を果たした宇佐美は現在も同クラブでプレー。しかし、かつての輝きは影を潜めており、市場価値も120万ユーロ(約1.4億円)に落ち込んでいる。