【写真:Getty Images】
プレミアリーグは、ちょうど8年前の今日、当時アーセナル所属のイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが記録したゴールを振り返っている。リーグ史上「ベストゴールのひとつ」とも評される一撃はまさに芸術的だ。
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2013/14シーズンのアーセナルは、プレミアリーグ開幕戦には敗れたものの、そこから5連勝で首位に浮上。第7節ウェスト・ブロムウィッチ戦のドローで連勝が止まり、もう一度勢いに乗りたい状況で10月19日の第8節ノリッジ・シティ戦を迎えていた。
この試合には最終的に4-1の快勝を収めることになるが、勝利に向けてチームを後押ししたのが“10番”ウィルシャーによる先制ゴール。シュート自体は、ゴール前にフリーで抜け出してラストパスを流し込んだ何でもない得点のようにも見える。
だが尋常ではないのは、そのシュートに至るまでの過程だ。ウィルシャーとサンティ・カソルラ、オリビエ・ジルーの間で、わずか数秒のうちに次々とダイレクトパスが繋がる。ヒールキックや浮き球も交えた変幻自在のパスワークに守備陣は全く対応できず、ウィルシャーが完全にフリーとなってゴール前に送り込まれるのを見送ることしかできなかった。
リーグ公式ウェブサイトでは「プレミアリーグ史上最高のゴールのひとつ」として8年前の芸術弾をプレイバック。強烈なロングシュートやアクロバティックなシュート、ドリブル突破からの個人技ゴールなどスーパーゴールは様々だが、連係プレーによる得点としては間違いなくベストゴールのひとつだと言えるだろう。