31位:ラ・リーガ、アジア最多出場記録樹立も…
【写真:Getty Images】
MF:乾貴士(日本/セレッソ大阪)
生年月日:1988年6月2日(33歳)
市場価格:150万ユーロ(約1.8億円)
20/21リーグ戦成績:28試合出場/1得点0アシスト(エイバル)
高校在学時、セクシーフットボールで日本中に旋風を巻き起こし、第84回全国高等学校サッカー選手権を優勝した。卒業後は横浜F・マリノスに入団したが、約2年間でJリーグ出場は7試合に止まり、当時J2のセレッソ大阪に移籍。同クラブで頭角を現した乾は、2011年に2.ブンデスリーガ(2部相当)のボーフムに移籍し、欧州リーグへ挑戦した。
ボーフムで実力を示しすと翌年、1年ぶりのブンデスリーガ昇格を決めたフランクフルトに移籍した。ドイツで結果を残した乾は、2015年にはリーガ・エスパニョーラのエイバルに活躍の場を移すと、2018年には強豪のレアル・ベティスに移籍。この移籍により、市場価値は一気に750万ユーロ(約9億円)まで上昇した。しかし、やはりラ・リーガの強豪クラブでのスタメン定着は難しく、出場機会減少とともに市場価値も急降下。7か月で3億円下落した。
2019年にはエイバルに復帰して再起を狙うも、調子は上向かずに市場価値の下落し続けた。そして昨季いっぱいで契約が満了すると、今年8月に10年ぶりのJリーグ復帰を決断。古巣のセレッソ大阪に移籍を決断した。復帰後、すぐにスタメンの座を掴んだ乾は、再び輝きを取り戻すことが出来るだろうか。
【了】