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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング31~35位。7ヵ月で価格急降下!? 10年ぶりにJリーグ復帰したMFとは… 【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

32位:Jリーグ屈指の点取り屋

1018-小林
【写真:Getty Images】



FW:小林悠(日本/川崎フロンターレ)
生年月日:1987年9月23日(34歳)
市場価格:150万ユーロ(約1.8億円)
20/21リーグ戦成績:27試合出場/14得点4アシスト

 大学3年次、水戸ホリーホックの特別指定選手として登録された小林悠は、同年J2で5試合に出場。しかし、卒業後は同クラブではなく、川崎フロンターレに加入した。1年目は怪我により開幕から出遅れたが、第22節の横浜F・マリノス戦に途中出場し、J1デビュー。翌シーズンは出場した32試合の内、半分出場だったが驚異的な決定力で12得点をマーク。自身初の2桁得点を決めた。

 その後、スタメンに定着した小林は得点を量産。2017年には23得点をあげる活躍で自身初のリーグ得点王、Jリーグ最優秀選手に輝き、川崎フロンターレを悲願のリーグ優勝に導いた。さらに翌年も15得点を決め、Jリーグ2連覇に貢献したこのFWの市場価値は、270万ユーロ(約3.2億円)に上昇。2シーズンに渡り圧倒的な活躍を見せ、一気に評価を高めた。

 2020年にはジュニーニョが記録していたJ1クラブ最多得点記録を更新。同年も14得点を決め、3度目のJリーグ優勝に貢献したが、市場価値は下落。パフォーマンスが落ちているわけではないため、30歳を超えた年齢によるところが大きいだろう。34歳を迎えた小林は、今季も10得点を決めている。キャリア終盤を迎えているが、あとどれだけのゴールを決めるのだろうか。

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