33位:鹿島の血が流れる男
【写真:Getty Images】
MF:土居聖真(日本/鹿島アントラーズ)
生年月日:1992年5月21日(29歳)
市場価格:150万ユーロ(約1.8億円)
20/21リーグ戦成績:31試合出場/6得点3アシスト
鹿島アントラーズ一筋のこの男がトップチームに昇格したのは、2011年のこと。1年目のシーズン終盤にJ1デビューを果たしたが、スタメン定着には至らず、翌年もほとんどがベンチ外だった。しかし、2013シーズン後半に入るといきなりスタメンに定着。2014年にはリーグ戦全試合に出場し、自身最多の8ゴールを記録した。
そして2015年、小笠原満男や野沢拓也らが付けた背番号8を継承。常勝軍団を牽引し、同年に Jリーグヤマザキナビスコカップ(現 JリーグYBCルヴァンカップ)優勝に貢献した。さらに翌年はJリーグと天皇杯の2冠、17/18シーズンは悲願のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を達成。2019シーズンには、Jリーグ優秀選手に選出され、市場価値は自身最高の230万ユーロ(約2.8億円)を記録した。
しかし、その後は一変し下落続き。チームも結果が出ず、昨季はACL出場圏外の5位に終わった。今季もすでにシーズン終盤も迎えているが、鹿島アントラーズは現在3位と勝ち点7差の6位に沈んでいる。だが、状況は厳しいが3位以内に入る可能性は残っている。チームを牽引する背番号8は、ここから3位フィニッシュへ導くことが出来るだろうか。