34位:4年ぶりにJリーグ復帰したDF
【写真:Getty Images】
DF:塩谷司(日本/サンフレッチェ広島)
生年月日:1988年12月5日(32歳)
市場価格:150万ユーロ(約1.8億円)
20/21リーグ戦成績:25試合出場/2得点1アシスト(アル・アイン)
2021年10月、4年ぶりのJリーグに復帰した塩谷司は、大学卒業の際にはJリーグクラブから声がかからなかった。しかし、2011年に大学在学時のコーチ、柱谷哲二が水戸ホーリーホックの監督に就任すると同クラブに誘われ、加入した。
1年目の開幕節からスタメン出場した塩谷は、累積警告で欠場した3試合を除き、リーグ戦35試合全てにスタメン出場。翌年のDFリーダーとしてチームを牽引したこの男は、その活躍が認められ、2012年8月にサンフレッチェ広島に移籍を果たした。ここでもすぐにスタメンに定着したこのDFは、リーグ2連覇に貢献。2015年にも再びリーグ優勝したこの男は、2017年にアル・アインに移籍した。
移籍初年度からリーグ優勝に貢献した塩谷は、18/19シーズンにFIFAクラブワールドカップ決勝でレアル・マドリードと対戦。惜しくも敗れたが、1ゴールを決めたこのDFの市場価値は、250万ユーロ(約3億円)に上昇した。しかし、その後は下落傾向。昨季いっぱいで契約も満了し、今年10月にサンフレッチェ広島へ4年ぶりの復帰を決断した。