【写真:Getty Images】
ミランなどで活躍した元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニが、ちょうど21年前の今日バルセロナ相手に奪った2ゴールがSNSで紹介されている。どちらもスーパーゴールと呼ぶにふさわしい鮮烈な一撃だった。
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ミラン生え抜きのレジスタであったアルベルティーニは若くしてトップチームのレギュラーに定着し、当時欧州トップレベルの戦力を誇ったチームの“心臓”として活躍。2度の欧州制覇や5度のセリエA優勝などに主力として貢献した。
自らのゴール数は多い選手ではなかったが、2000年10月18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦では高い得点能力も披露。持ち味の正確なキックで2度にわたってゴールを奪ってみせた。
試合は前半にリバウドのゴールでバルセロナが先制したが、アルベルティーニはその数分後に同点ゴールを記録。センターサークルからわずかに前に出た遠距離から思い切りよくシュートを放つと、DFの足にもわずかに当たったボールがゴール左隅に突き刺さった。
さらに前半39分には逆転のゴールもアルベルティーニの右足から生まれる。ゴール正面での直接FKから放たれた強烈なシュートは直線的な軌道で壁の隙間を貫き、GKの反応も間に合わない速度で再びゴールネットを揺らした。
CL公式ツイッターアカウントでは、ちょうど21年前に記録された二つのスーパーゴールを動画で紹介している。なお、この試合自体はリバウドのハットトリックで追いついたバルセロナが3-3のドローに持ち込んでおり、アルベルティーニの強烈な2発がミランの勝利に繋がることはなかった。