【写真:Getty Images】
バルセロナのFWアンス・ファティは、現地時間17日に行われたラ・リーガ第9節のバレンシア戦で見事なゴールを挙げて3-1の逆転勝利に貢献した。このゴールにより、クラブのレジェンドを上回る新たな記録も達成している。
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今季からバルセロナの“新10番”となったファティは、昨年11月以来負傷による長期離脱を強いられていたが、先月26日に行われたレバンテ戦で約10ヶ月半ぶりに復帰。交代出場からいきなりのゴールを挙げて復活をアピールしてみせた。
バレンシア戦では復帰後初先発を飾ると、10番の前任者リオネル・メッシを彷彿とさせるようなスーパーゴールで完全復活を印象づけた。左サイドからエリア内のメンフィス・デパイにボールを預けて中央へ向かい、落とされたボールを右足ダイレクトでゴール右隅へ正確に送り込んだゴールだった。
デビュー1年目にリーガで7得点、昨季の負傷離脱までに4得点を挙げていたファティは、今季の2点を合わせてリーグ戦通算13ゴール目。スペイン紙『マルカ』などによれば、18歳までの時点で歴代最多の得点数を記録したバルセロナの選手になったとのことだ。
2004年にデビューしたメッシは、18歳のうちに決めたゴール数は7得点にとどまっていた。そのメッシを上回る記録をこれまで保持していたのは、18歳までにリーガ12得点を記録していた現ヴィッセル神戸のボージャン・クルキッチだ。
約1年近い欠場を強いられていたことを考えれば、ファティが成し遂げた記録はまさに驚異的と言うほかない。今月31日に19歳の誕生日を迎える前には、レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”を含めてさらに3試合が残っている。
【了】