【写真:Getty Images】
ラツィオのブラジル人DFルイス・フェリペは、試合後に勝利を祝うかのように相手選手に抱きついたことでレッドカードを受けてしまう珍しい事態となった。イタリア『スカイ』などが伝えている。
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ラツィオは現地時間16日に行われたセリエA第8節の試合でインテルと対戦。前半はアウェイのインテルが1点リードで折り返したが、後半に3点を奪ったラツィオが3-1の逆転勝利で強豪対決を制した。
だが試合後のピッチ上では、両チームの選手たちが入り乱れての小競り合いが発生。その発端となったのは、ルイス・フェリペがインテルのアルゼンチン代表MFホアキン・コレアに対し、まるでチームメートと勝利を祝うかのように背後から両手を広げて飛びかかり抱きついたことだった。
ルイス・フェリペはコレアに振り払われてしまい、インテルの他の選手たちにも詰め寄られる。混乱の中で主審からレッドカードを提示されたルイス・フェリペは号泣する姿も見せていた。
コレアは昨季までラツィオでプレーしており、ラツィオの大半の選手たちとは元チームメート。特にルイス・フェリペとは毎日連絡を取り合うほどの大親友だという。だが、試合後に友人とふざけ合いたいというルイス・フェリペの意図は場違いなものとなってしまった。
「彼はサッカー界で一番の友人の一人だ。僕らの友情が許す範囲で、彼に抱きついて結果について冗談を言いたいと思っていた。だが改めて考えれば時と場所が良くなかった」とルイス・フェリペはSNSで投稿し、反省と謝罪の言葉を述べている。
【了】