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大分トリニータが下位決戦制して残留へ前進。ベガルタ仙台は窮地に【J1第32節】

text by 編集部

大分トリニータ
大分トリニータ



【大分トリニータ 2-0 ベガルタ仙台 J1第32節】

 明治安田生命J1リーグ第32節の大分トリニータ対ベガルタ仙台戦が17日に行われ、ホームの大分が2-0で勝利を収めた。

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 土曜日の試合で横浜FCが勝利を収めたことで、大分は暫定19位、仙台は暫定最下位に後退。この試合を終えれば残り6試合、敗れた側は残留に向けた状況が非常に厳しくなる生き残りの一戦だった。

 前半はホームの大分が70%以上ボールを支配しながらも、両チームともに決定的なチャンスを作り出すには至らず。スコアレスのまま45分間を折り返す。

 後半開始直後の50分、先制点を奪ったのは大分。ロングボールで抜け出した伊佐耕平の強烈なシュートは惜しくも左ポストを叩いたが、ゴール前に高く上がったボールの落下点に渡邉新太が走り込んでネットへ押し込んだ。

 さらに58分、仙台GKヤクブ・スウォビクがエリア内からボールを蹴り出した際に町田也真人を倒したとしてPKの判定。これを再び渡邉が決め、大分がリードを2点に広げる。

 そのまま2-0の勝利を収めた大分は今季初の連勝を飾り、残留ラインと2ポイント差に。敗れた仙台は16位と6ポイント差での最下位という苦しい状況となった。

【得点者】
50分 1-0 渡邉新太(大分)
60分 2-0 渡邉新太(大分)

【了】

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