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フォーカス 3年前

02年最強の理由! レアル・マドリード“守備の男”5人。イエロにマケレレ…真の勇者たち

01/02シーズン、レアル・マドリードがUEFAチャンピオンズリーグを制した。ジネディーヌ・ジダンやラウール、ルイス・フィーゴといったスターを擁したマドリーだが、チームを支えたのは守備を担う男たちだった。今回は2000年代のレアル・マドリードの選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フェルナンド・イエロ

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【写真:Getty Images】



DF:フェルナンド・イエロ(レアル・マドリード/スペイン代表)
生年月日1968年3月23日(当時33歳)
01/02シーズンリーグ戦成績:30試合5得点1アシスト
スペイン代表通算88試合30得点
レアル・マドリードでの主な獲得タイトル:ラ・リーガ6回(88/89、89/90、94/95、96/97、00/01、02/03)、コパ・デル・レイ(92/93)、UEFAチャンピオンズリーグ3回(97/98、99/00、01/02)

 レアル・マドリードの偉大なキャプテンといえば、この男の名前を挙げる人も多いだろう。フェルナンド・イエロは90年代に数々のタイトルを獲得し、01年からは主将として銀河系軍団と呼ばれるチームをまとめ上げた。

 基本データの対象となっている01/02シーズンはリーグ戦30試合、CLは14試合に出場し、まさに精神的支柱として欧州制覇に導いた存在だった。

 能力値を見ると、やはり「守備力」は93と高い数値を記録している。そのほかにも、強靭な「フィジカル」、187cmと長身から繰り出される「空中戦」、エゴイスト集団をまとめ上げた「メンタル」の部門で90を超える評価となっている。

 また、CBとして有名な選手だったが、中盤でも起用されるなどテクニックにも優れていた。セットプレーのキッカーを務めることもあり、スペイン代表でも88試合で30得点とアタッカー並みの得点率を残している。

 01/02シーズンの栄冠後、チームがスター軍団化を推し進めたことでイエロとの軋轢を生み、02/03シーズンを最後に退団となった。その後、13/14シーズンまで欧州でのタイトルに見放されたのは、偶然ではないだろう。

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