【写真:Getty Images】
ジュピラー・プロ・リーグ第11節、ユニオン・サン=ジロワーズ対セランが現地時間16日に行われた。この試合では、三笘薫が圧巻のゴールラッシュでサポーターを沸かせている。
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リーグ戦直近5試合でわずか1敗と好調だったサン=ジロワーズだが、この日は大苦戦を強いられる。31分にアブリー・ジャロウに先制弾を許すと、その6分後にはジョルジュ・ミコタゼにもゴールを献上。さらに前半終了間際には退場者を出すなど、数的不利かつ2点ビハインドを背負ったまま、後半へと向かうことになった。
そんな大ピンチな状況を救ったのが、今季新加入の三笘である。
47分にピッチインした日本人MFは55分、ボックス左でパスを受けると細かいタッチで相手DFを惑わせ、最後はゴール右隅へグラウンダーのシュート。これがゴールネットに突き刺さり、1点を返した。
その後サン=ジロワーズは1点を追加しスコアは2-2の振り出しに。その中迎えた76分、味方のラストパスを受けた三笘が再びゴールネットを揺らし、ホームチームはついに逆転することに成功した。
さらに90分、三笘が左サイドからドリブルで持ち運ぶと、細かいタッチとスピードを活かしカットイン。マークされていたDFを振り切ると、最後は右足でシュートを突き刺した。三笘のドリブルスキルの高さが際立つ、圧巻のゴールだったと言っていいだろう。
結果、三笘のハットトリックによりサン=ジロワーズは4-2で逆転勝利。暫定ながら首位に立つことになった。
途中出場ながら圧巻の活躍をみせた三笘を監督やベルギーメディアは大絶賛。日本が誇るドリブラーはここからはさらに調子を上げていけるだろうか。