【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第32節の試合が16日に各地で開催されている。15時キックオフのカードとしては浦和レッズ対ガンバ大阪、清水エスパルス対柏レイソルの2試合が行われた。
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7戦負け無しと好調だったが前節ヴィッセル神戸戦に大敗した浦和は、3位争いに向けてもう一度勢いを取り戻したいところ。14位のG大阪は降格回避に向けてまだ勝ち点を積み重ねることを必要としている。
試合は前半から浦和が優位に進め、G大阪は苦しい時間帯が続く。だが江坂任の強烈なシュートを東口順昭が弾き出すなど、浦和は多くのチャンスを得点に繋げられず0-0で折り返した。
後半にも浦和がチャンスを生かせない展開が続いたが、残り時間わずかとなったところで、江坂のシュートが菅沼駿哉の腕に当たったとして長いVARチェックの末にPKの判定。これを江坂が冷静に決めて土壇場で浦和が先制する。
だがその直後、G大阪も岩波拓也のハンドによりPKを獲得し、パトリックがゴール左隅に決めて1-1の同点。終盤に大きく動いた試合は結局ドローに終わり、勝ち点1を分け合った。
勝ち点32で15位の清水、34で13位の柏も状況はG大阪とほぼ同じ。直接対決に勝利を収めれば残留確定に向けて大きく前進できることになる。
前半を両チーム無得点で折り返したあと、53分にはエリア左で武藤雄樹からのパスを受けた三丸拡がリーグ戦初ゴールとなるシュートを突き刺して柏が先制。そのまま1-0の勝利を収めた柏は残留ラインとの差を9ポイントにまで広げることに成功している。
【了】