明るい性格で…。マンUの偉大なるキャプテン
【写真:Getty Images】
DF:リオ・ファーディナンド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)
生年月日1978年11月7日(当時28歳)
07/08シーズンリーグ戦成績:35試合2得点0アシスト
イングランド代表通算81試合3得点
イングランド代表主な出場大会:1998年FIFAワールドカップ・フランス大会、2002年FIFAワールドカップ日韓大会、2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会
ジョン・テリーとともにイングランドの最終ラインを支え、同じく世界最高レベルの名声を得ていたのがリオ・ファーディナンドである。
基本データの対象は、プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグを制した07/08シーズンのもの。このシーズンのユナイテッドは若きクリスティアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニー、カルロス・テベスといった世界の中心となる選手たちが在籍した。その中でファーディナンドは主将として力強く支えた。
能力値を見ても、ファーディナンドという選手がいかに優れたセンターバックだったかがわかる。「守備力」は90を超え、「フィジカル」「IQ」「空中戦」「メンタル」でも80を超える高い数値を連ねている。
その中でも、ファーディナンドの魅力はやはり「メンタル」だろう。ピッチ内では力強くチームを鼓舞し、ピッチ外では明るい性格でチームを盛り上げるムードメイカーだった。
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