100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は10月4日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
25位:世界最強と渡り合ったCB
【写真:Getty Images】
DF:昌子源(日本代表/ガンバ大阪)
生年月日:1991年7月15日(30歳)
市場価格:180万ユーロ(約2.2億円)
2020リーグ戦成績:18試合0得点1アシスト
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ガンバ大阪ジュニアユース加入当時、センターフォワードでプレーしていた昌子源は、中学3年次にジュニアユースを退団し、高校に進学した。そこでセンターバックにコンバートされると才能が開花。U-19日本代表候補として招集されるまでに成長し、卒業後、鹿島アントラーズに加入した。
加入後、徐々に出場機会を増やしていった昌子は、2014シーズンにスタメンに定着。リーグ戦全試合に出場し、Jリーグ優秀選手賞を受賞した。2016年に開催されたFIFAクラブワールドカップ決勝では、クリスティアーノ・ロナウドら擁するレアル・マドリード相手に奮闘。敗戦こそしたものの、名だたるスター選手と渡り合った。
世界最高の選手たちと渡り合った昌子は、2019年1月にフランスのトゥールーズに移籍した。欧州初挑戦ながらすぐにスタメンを勝ち取ったが、2シーズン目には度重なる怪我や監督交代により出場機会が減少。昨季2月にJリーグ復帰を決断した。トゥールーズへの移籍でこのDFの市場価値は380万ユーロ(約4.6億円)まで上昇したが、今では180万ユーロ(約2.2億円)に下落。フランスでの怪我以降、思うような活躍が出来ていないこの男の市場価値は、年々下落し続けている。