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Jリーグ 3年前

Jリーグ、審判が犯した“しくじり事件”5選。2度警告も退場なし!? あの名手にはカードを…

シリーズ:編集部フォーカス text by 小幡真一郎 photo by Getty Images

Jリーグ誕生から28年。これまで様々な記憶が我々の脳に刻まれてきた。その記憶を残したのは、決して選手や監督だけではない。審判も同じだ。時に信じられないようなミスを犯し、その度に批判を受けてきた。しかし、そうした先人たちが犯したミスを教訓とすることで、審判としてのレベルはより上がっていくのではないか。そこで今回は新刊『しくじり審判 失敗から学ぶサッカー審判の教科書』より一部抜粋し、Jリーグ草創期を知る審判たちが犯したまさかの“しくじり”5選を紹介する。(文:小幡真一郎)

世界的名選手にイエローカードを奪われ逆に提示される!

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【イラスト:千田純生】


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1997年7月9日 Jリーグ1stステージ第14 節(@瑞穂)
名古屋 0-1 横浜M
主審:小幡真一郎、副審:原田秀昭、恩氏孝夫、4審:菊池光悦

 16分にファウルで警告を受けたドラガン・ストイコビッチ(名古屋)だったが、直後の18分にもラフプレーで2枚目のイエローカードを提示されると“暴走”。カードを奪い、主審の小幡氏に突きつけた。ストイコビッチは審判への著しい侮辱行為により4試合の出場停止処分となったが、主審の小幡氏は「1枚目のカードを出した段階で『見に来た人は、あなたに最後までピッチにいてほしいと思っているよ』などと伝えて、フォローしておくべきだった」と、自身の選手マネジメントを後悔している。

しくじり審判 失敗から学ぶサッカー審判の教科書

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≪書籍概要≫
【発行】株式会社カンゼン
【発売日】2021/10/15

先人たちの失敗を知り、理解することは
自分自身の成長につながる

プロスポーツはシビアな世界です。
勝った選手やチームは称賛され、負ければ罵声を浴びることが常です。

批判されるのは、何もプレイヤーだけの話ではありません。
ときに、試合(ゲーム)を司る役割である“審判”も批判に晒されることがあります。
いや、審判はほとんど称賛されることがない中で、批判は集中しやすい損な役回りだと言えます。

本書はJリーグ草創期を知るサッカー審判たちの奮闘記です。

Jリーグが開幕したばかりだからこそ起きた
海外のスター選手とのマル秘エピソードや
グラスルーツで審判をする方でも思わず共感してしまうような
“うっかりミス”などが掲載されています。

先人たちが犯した“ミス”を知ることで
審判としての実技レベルが向上することをコンセプトとした
これまでになかったサッカー審判の教科書です。

さらには、サッカーを観る人やプレーする人たちにとっても
「審判から見えるサッカー」を知ることで、サッカーというゲームに対して
より理解が深まることでしょう。

先人たちのマル秘エピソードに笑い、そして学べ!

詳細はこちらから

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