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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16~20位。1年で2億円アップ! 欧州で覚醒した遅咲きMFとは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

17位:不屈のベテランMF

1013-原口
【写真:Getty Images】



MF:原口元気(日本代表/FCウニオン・ベルリン)
生年月日:1991年5月9日(30歳)
市場価格:250万ユーロ(約3億円)
20/21リーグ戦成績:34試合出場/9得点7アシスト(ハノーファー)

 浦和レッズでJリーグデビュー後、すぐにスタメンに定着した原口元気は、2011年に日本代表初招集された。その後の勢いそのままに、闘志剝き出しのプレーで浦和レッズを牽引したこのアタッカーは、2014年にブンデス・リーガのヘルタベルリンに加入。かねてから熱望していた欧州リーグへの移籍を果たした。

 原口がドイツに渡り、今年で8シーズン目を迎える。ヘルタ・ベルリン、フォルトゥナ・デュッセルドルフなど、8年間で様々なチームを渡り歩き、全てのチームでスタメンに定着。どんな苦境の立たされても、自らの実力と凄まじい努力で道を切り開き、ドイツの地で活躍し続けている。

 欧州五大リーグ初挑戦ながら、ヘルタ・ベルリンでスタメンを勝ち取った原口の市場価値は、在籍時に350万ユーロ(約4.2億円)まで上昇。しかし、2.ブンデスリーガに移籍したことで、現在は250万ユーロ(約3億円)に下落している。30歳を迎えても所属クラブと日本代表の両方で主力に定着しているこの男は、今後の活躍次第ではまだまだ市場価値が上昇するだろう。

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