【写真提供:JFA】
日本代表は12日、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦し、2-1で勝利した。
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負ければワールドカップ出場権獲得が絶望的になる重要な一戦で、森保一監督はシステムを変更。試合中の采配も的中し、ホームで貴重な1勝を上げた。
アジア最終予選4試合を終えた現時点で、日本代表は2勝2敗の勝ち点6で4位。オマーン代表と勝ち点6、得失点差0で並んでいるが、日本代表を得点数で上回るオマーン代表が3位となっている。
このまま終われば日本代表はカタールワールドカップ出場権を逃し、オマーン代表がアジア・プレーオフに進出する。グループ2位以上に入れば自動的に出場権を獲得できるが、プレーオフに回った場合の道のりは長い。
アジア・プレーオフは、グループリーグAとBの3位となったチームが一発勝負。これに勝った方がアジア(AFC)第5代表として、大陸間プレーオフに出場する。
大陸間プレーオフには、アジア(AFC)第5代表、北中米カリブ海(CONCACAF)第4代表、南米(CONMEBOL)第5代表、オセアニア(OFC)代表の計4か国が出場。ただし、対戦するのは1か国のみ。対戦国同士がホーム&アウェイ方式で戦い、勝利した2ヵ国が本大会の出場権を得るレギュレーションとなっている。
現時点でアジア・プレーオフ出場枠には、グループA 3位のレバノン代表とグループB 3位のオマーン代表が位置している。
他の大陸では現時点で北中米カリブ海4位にカナダ代表、南米5位のコロンビア代表が付けている。オセアニアは1次予選が2022年1月から開始するため現状ではまだわからないが、オセアニア内でFIFAランキング最高位のニュージーランド代表の出場が濃厚だろう。
日本代表は現時点で4位とプレーオフ圏外に位置しているが、アジア最終予選はまだ6試合を残している。2位のオーストラリア代表とは勝ち点差3と、まだ2位以内を狙える状況にある。負けられない状況は変わらないが、まだ上位2位以内で本大会に出場する可能性は残されている。
【了】