「MFの3人はいいバランス」
――目立っていた選手はいましたか?
「伊東は常に背後を狙っていて良かった。ラストの精度はまだまだですが、その姿勢は攻撃の起点になっていたね」
「MFの3人もいいバランスだったと思う。このまま続けて、攻撃ではMFも参加してほしい。田中のゴールのように、後ろから走ってくる選手がインパクトを残せるんじゃないかな」
――大迫が脚を痛めたようで、古橋亨梧が呼ばれました。
「良いですね。オーストラリアのディフェンスはまだバラバラですね。古橋のスピードと決定力を活かしたいです」
――65分の守田のスライディングタックルがファウルとなり、オーストラリアにPKが与えられました。
「微妙だね。コンタクトは絶対に外」
――判定が変わりました。ペナルティーエリアのすぐ外の位置からのFKとなりました。
「それは正しい判断です。これも危ないですけど」
――あ……。FKが直接決まり、64分にオーストラリアが同点に追いつきました。
「だから追加点が欲しかった。精神的に切り替えないといけない」
――オーストラリアはここまで3戦全勝で、今日はアウェイですから、勝ち点1でもいいという戦い方になるかもしれないですね。
「オーストラリアにとって勝ち点1は悪くない。日本代表は逆に勝ち点3しかない」
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