日本代表は12日、カタールワールドカップ・アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦し、2-1で勝利した。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「東京五輪のメキシコ戦と同じ」
――日本代表は最終予選3試合で2敗を喫してしまい、もう負けられない状況になりました。オーストラリア代表戦の先発が発表されましたが、中盤には遠藤航に加えて、守田英正、田中碧が起用されましたね。
「4-3-3はより攻撃的に見えますね。それに加えて、中盤のバランスは良さそうです。立ち上がりから積極的なプレーが見たいですね!」
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――立ち上がりから目が離せないですね。
「立ち上がりは重要です。受け身のようなスタートをするようだと、この試合は勝てないと思います。今日勝たなければストレートで進出(2位以内)することができなくなりそうなので、僕も緊張しています(笑)。絶対に勝たなきゃ!」
――国歌斉唱では、森保一監督の目に涙が見えました。
「そのパッションはいいですね」
――試合が始まりました。スタートからチャンスを作っていますね。
「選手も熱いスタートだね! このテンションをキープしてほしいですね! そして先制点をすぐに奪ってほしい」
――田中碧が決めました! 難しい角度でしたが、完璧なコースに蹴りましたね!
「冷静に決めてくれたね。今日のチャンスを活かしてくれてよかったです」
――チームが積極的にプレーした結果ですね。
「その通りですね。東京オリンピックの(グループステージの)メキシコ戦と同じく、積極的なスタートで主導権を握った。この後もポジティブなサッカーを続けてほしい」