【写真:Getty Images】
【日本 2-1 オーストラリア カタールW杯アジア最終予選】
カタールワールドカップ・アジア最終予選の日本代表対オーストラリア代表戦が12日に行われ、ホームの日本が2-1で勝利を収めた。オーストラリアメディアも自国の代表チームの敗戦について報じている。
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試合は前半8分に田中碧のゴールで先制した日本が1点リードで折り返す。70分にはアイディン・フルスティッチが鮮やかな直接FKを突き刺してオーストラリアが同点としたが、最後は浅野拓磨のシュートからオウンゴールが生まれて日本代表が接戦を制した。
オーストラリア代表はワールドカップ予選で11連勝と好調を維持していたが、その記録もこれでストップ。「サッカルーズ(豪州代表の愛称)の連勝記録が残酷な終わりを迎えた」と『ヘラルド・サン』紙は伝えている。
オーストラリアメディアでは予選での連勝記録に加えて、日本代表に対する未勝利記録もクローズアップされている。「日本の地での歴史的初勝利を狙っていた」と『FOXスポーツ』は述べる。だが今回もアウェイで日本代表を破ることはできず、「宿敵相手の未勝利続きに悩まされ続けている」(『ヘラルド』)という結果に終わった。
また『FOX』は、オーストラリアの2失点両方に絡んだとしてDFアジズ・ベヒッチを手厳しく批判。「DFの悪夢の2ゴールで日本に残酷な敗戦を喫した」と試合について伝え、田中のゴールに繋がったクロスへの対応、決勝点のオウンゴール以外にもミスが目立ったことを指摘している。
オーストラリアは依然としてグループ2位以内を守っているが、日本代表の再浮上も警戒されている。「ホームチームにワールドカップ予選突破の希望を与えた」(『ABC』)、「日本はオーストラリアとの差を3ポイントに戻し、グループBの争いに戻ってきた」(『ガーディアン』)など各メディアが日本の状況改善にも言及した。
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