8日に行われたカタールワールドカップ欧州予選の結果により、ドイツ代表とベルギー代表が本大会出場決定に“王手”をかけた。11日に行われる次節の試合で予選突破一番乗りを決めることになるかもしれない。

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　ホームにルーマニア代表を迎えたグループJ首位のドイツは、先制を許しながらもセルジュ・ニャブリとトーマス・ミュラーの得点により2-1の逆転勝利。残り3試合となった段階で北マケドニア代表とアルメニア代表に6ポイントの差をつけている。

　ドイツが11日の時点で予選突破を決めるためには、アウェイで行われる北マケドニアとの直接対決に勝つことが必要。加えて、アウェイでルーマニアと対戦するアルメニアが引き分け以下に終わることも必要となる。

　グループE首位のベルギーは今回のインターナショナルウインドウでUEFAネーションズリーグ決勝大会を戦っており、ワールドカップ予選の試合はない。だが8日の試合で2位チェコ代表と3位ウェールズ代表が引き分けたことで、ベルギーも予選突破まであと一歩に迫った。

　首位を独走するベルギーに追いつくことができる可能性を残したのはウェールズのみ。11日に行われるアウェイのエストニア戦でウェールズが勝ち点を落としたとすれば、ベルギーは今月試合を行うことなくカタール行きが決定する。

　北マケドニア対ドイツ、ルーマニア対アルメニア、エストニア対ウェールズの各試合はいずれも現地時間11日夜の同時刻キックオフ。ドイツとベルギーのどちらか、あるいは両方が世界最速でのカタール大会出場決定のチャンスを迎える。

【了】