【写真:Getty Images】
2021年度バロンドールの候補選手30人が8日に発表された。自身もノミネートされたパリ・サンジェルマン(PSG)のFWリオネル・メッシは、バロンドール受賞に値する選手として4人の名前を挙げている。
バロンドールを主催する『フランス・フットボール』誌は候補選手を発表すると同時に、メッシへの独占インタビューも伝えた。インタビューの中でメッシは、バロンドール争いの見通しについてもコメントしている。
「もちろん僕のチームにも、投票したいと思うような選手たちはいる。ネイマールや(キリアン・)ムバッペのようにね」とメッシ。メディア投票により受賞者が選ばれるバロンドールではメッシは投票権を持つわけではないが、もし可能だとすればチームメートの2人に投票するという考えを述べた。
また、バイエルン・ミュンヘンでゴールを量産するロベルト・レバンドフスキや、古巣の宿敵レアル・マドリードで今季絶好調のカリム・ベンゼマも受賞にふさわしい選手として言及している。
「レバンドフスキやベンゼマのように、個人レベルで素晴らしいシーズンを過ごしてきた選手たちもいる。バロンドールを受賞するためには個人としてかなりのことを成し遂げなければならない」
だが一方で、「チャンピオンズリーグやコパ・アメリカ、ユーロでの優勝なども大きく影響する。大きなことを成し遂げたかどうかがすごく重視されると思う」とも語っている。アルゼンチン代表のコパ・アメリカ優勝に大きく貢献したメッシ自身も、有力な受賞者候補の一人となりそうだ。
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