【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルは、サウジアラビアの公的投資基金(PIF)などによって構成される共同事業体がクラブ買収を完了させたことが7日に発表された。巨大資金によるバックアップを得たことで、大物監督の招へいやスター選手の補強などについて様々な噂が飛び交っている。
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新たな共同オーナーの一人となったアマンダ・ステーブリー氏は、練習場などへの設備投資に加えて大型補強を行うこともサポーターに向けて約束。「移籍市場でワールドクラスの選手たちの獲得を争う。我々には大きな野心がある」と英紙『ザ・サン』は同氏のコメントを伝えている。
チームは現在降格圏の19位と成績不振に陥っていることもあり、監督交代の可能性も噂される。スティーブ・ブルース監督が解任された場合には、インテル前監督のアントニオ・コンテ氏や、現レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督などを新監督に招くのではないかという憶測もある。ローマ前監督のパウロ・フォンセカ氏が新監督の最有力候補に浮上してきたという報道もある。
選手の補強に関しても、金銭的にはトップレベルの大物選手獲得を争うことも可能となるだけの資金力を得たことになる。パリ・サンジェルマン(PSG)との契約満了が迫るフランス代表FWキリアン・ムバッペの争奪戦に参戦するのではないかという噂も出てきている。
バルセロナのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョも、新生ニューカッスルの最初の大型補強になる可能性があると報じられている。PSGのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの獲得をユベントスやトッテナムと争うという予想もある。
現時点では憶測に過ぎないとはいえ、他にもマンチェスター・ユナイテッドのMFジェシー・リンガードやFWエディンソン・カバーニ、バルセロナのFWウスマン・デンベレ、レアル・マドリードのFWガレス・ベイル、エバートンのFWリシャルリソンなど様々な名前が各国メディアでニューカッスルの新戦力候補として挙げられている。今後の移籍市場で一躍注目を集めるクラブのひとつとなりそうだ。
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