【写真:Getty Images】
【サウジアラビア 0-0 日本 カタールW杯アジア最終予選】
日本代表は現地7日、カタールワールドカップのアジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦している。
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完全アウェイでの大一番。森保一監督はおなじみの選手たちを先発メンバーに選んだ。MF伊東純也が出場停止、MF久保建英やMF堂安律が負傷で不在と唯一本命不在だった右サイドにはFW浅野拓磨を先発起用した。
序盤は2019年のアジアカップで対戦したときを思い出させるようなサウジアラビアがボールを支配してゲームを組み立てる展開に。
日本は無闇に前線からプレッシャーをかけるのではなく、コンパクトな陣形を保って相手の攻撃を受け止めつつ、反撃のタイミングをうかがう。7分にはMF柴崎岳が強烈なミドルシュートでサウジアラビアのゴールを脅かした。
サウジアラビアはボールを握る時間こそ長いものの、なかなか大きなチャンスを作れない。一方、日本は24分、右サイドの深い位置をとった浅野のクロスにMF南野拓実が頭で合わせてあわや先制というシーンを作り出した。
両チーム無得点で迎えた27分にはサウジアラビアがシンプルなクロスから決定機を演出する。右サイドのMFサルマン・アル・ファラジが左足で上げたクロスに、中央でFWファハド・アル・ムワラッドがヘディングシュートを放つも、ボールはゴールの枠外へ飛んでしまう。
反対に日本は30分、ショートカウンターから鎌田のロングスルーパスにFW大迫勇也が抜け出して決定機を迎えるが、シュートは守護神モハメド・アル・オワイスの好セーブに阻まれてしまった。
37分には右サイドで高い位置を取ったDF酒井宏樹の高速クロスに、大迫がGKの前で触ってシュートを放つ。先制かと思われた惜しいチャンスだったが、シュートはわずかにゴールから外れ、大迫自身もオフサイドの判定に。日本は徐々に自分たちでボールを持って攻撃を組み立てられるようになってきてはいたが、なかなかゴールを奪えない。
前半はお互いに持ち味を出しながら、決め手を欠いてゴールネットは揺らせず。サウジアラビアがややボール支配率で上回る流れのままハーフタイムに突入した。
【得点者】
なし
【了】