【写真:Getty Images】
日本代表はカタールワールドカップアジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。最終予選で2連勝スタートに成功したサウジアラビア代表は、グループB最大のライバルといっても過言ではない。
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サウジアラビア代表を19年7月から率いるのは、フランス出身のエルベ・ルナール監督だ。指導者キャリアのほとんどを海外で過ごしており、アフリカ諸国の代表監督を歴任。ザンビア代表、アンゴラ代表、コートジボワール代表、モロッコ代表を率いた経歴を持つ。
15年夏にはリールの監督に就任したが、開幕から不振が続いた。16位に沈み、開幕からわずか3か月で解任。翌年2月にモロッコ代表の監督に就任すると、クラブでブレイクする前だったユスフ・エン・ネシリやアシュラフ・ハキミを抜擢してチームを強化していった。
ロシアワールドカップ・アフリカ予選では、ガボン代表、コートジボワール代表、マリ代表という難敵が並ぶグループを無敗、無失点で切り抜けて本大会出場権を獲得した。ワールドカップ本大会では決勝トーナメントに進めなかったが、グループステージでスペイン代表から勝ち点1をもぎ取っている。
19年7月のアフリカネーションズカップ終了後にモロッコ代表を離れ、サウジアラビア代表監督に就任。攻撃的なタレントを活かし、2次予選では8試合で22得点をマークしている。最終予選では退場者を出したベトナム代表に対して3得点を挙げたが、オマーン代表戦では1得点とまだ破壊力を発揮しきれていない。
ロシアワールドカップではルナール監督のモデルのようなスタイルと端正なルックスが話題となった。今回は、指揮官としての手腕も大きな注目を集めそうだ。
【了】