【写真:Getty Images】
ピッチで誰よりもフットボールを楽しんでいたロナウジーニョは、数多の人々の心を掴んで離さなかった。バルセロナで数々の伝説を残してきたが、2004年2月のオサスナ戦で決めたゴールは、名場面の1つとして後世に語り継がれている。
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03/04シーズンは、パリ・サンジェルマンから移籍してきたロナウジーニョがバルセロナでプレーする最初のシーズンだった。一時は中位に低迷したが、オサスナ戦はロナウジーニョの活躍もあって上位を狙える位置に浮上してきた時期だった。
CKをクリアされたボールに反応したエドガー・ダヴィッツは、エリア外からゴールを狙う。これがロナウジーニョの下へ飛ぶと、トラップしたボールを右足で浮かせる。相手の背後に落ちてきたボールをそのまま右足で合わせ、強烈なボレーシュートをゴールに叩き込んだ。
ボールを地面につけずに3タッチで決めたスーパーゴールは、ロナウジーニョだからこそ為せる技だろう。曲芸のようなボールタッチで芸術的なゴールを決めたが、ロナウジーニョにとってみれば数あるゴールのうちの1つなのかもしれない。